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平成26年4月3日(第13回)放送【1】

【プログラム】
●トップインタビュー:株式会社ジェイアイエヌ 田中 仁社長
●頑張る企業紹介コーナー:株式会社エムダブルエス日高

プロローグ

司会

 新しいことが始まる4月、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。ご案内役の奈良のりえです。
 新入生、新社会人といったフレッシャーズの姿に、こちらも気持ちが新たになるような気がします。夢への挑戦をテーマに月1回お送りしているこの番組、「チャレンジ・ザ・ドリーム」は、今回で2年目に入りました。気持ちも新たに頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。番組では大企業トップへのインタビューなどを、およそ1時間にわたってお伝えしています。今日のトップインタビューは、メガネ業界で躍進を続ける「JINS」ブランドを運営する株式会社ジェイアイエヌの田中仁社長です。JINSは低価格ということにとどまらず、ファッション性の高いデザインのメガネや、パソコンの画面などから出るブルーライトをカットする「JINS PC」、それから、「JINS 花粉Cut」といった機能性の高いメガネで人気を得ているので、皆さんご存じのことと思います。このJINSの田中社長は前橋市の出身です。市内で始めた服飾雑貨メーカーを出発点にメガネ業界に進出、イノベーションを起こし、成功を収めてきました。そして最近では、起業で群馬を元気にしようと、次世代のリーダー育成にも尽力しています。田中社長に起業に対する思いなどを伺っていきます。また、番組後半は、次世代型のデイサービスで注目を集める高崎市にある医療福祉の会社、エムダブルエス日高への訪問インタビューをお送りします。

トップインタビュー

株式会社ジェイアイエヌ 田中 仁社長

司会
スタジオにはJINSブランドでメガネ業界で躍進を続ける株式会社ジェイアイエヌの田中仁社長にお越しいただいています。よろしくお願いいたします。
田中社長

よろしくお願いします。

司会
現在51歳ということなんですが、今日は紺のジャケットにジーンズ姿、そしてリュックを持って、さっそうとスタジオに登場してくださいました。
田中社長
気持ちだけは、いつも若くいたいと思いますね。
司会
田中社長には、ちょうど1年前、この番組の記念すべき第1回にご出演をいただいたわけなんですけれども、その際に、「群馬県から起業家がどんどん生まれて、元気な県になるお手伝いをしたい」というふうにおっしゃっていました。その後、次世代の起業家を発掘、そして支援をする群馬イノベーションアワード2013を開催されましたけれども、今、振り返ってみて、どんな感想をお持ちですか。
田中社長
そうですね、あのアワードを通して、群馬県内のさまざまな企業の方から応募があって、一つ一つを見てみると、本当に素晴らしい活動をされている企業はたくさんあるんですよ。そういった企業があることを、もっともっと世の中の人に知ってほしいなと思って、あのアワードが生まれたわけなんですけれども、本当にそれを再認識する、そういったアワードでしたね。
司会
今日はそのあたりの話もじっくりと伺っていきたいと思います。
田中社長
お願いします。

起業の成功と成長のポイント

司会
さて、ここで田中社長の略歴をご紹介しておきますと、前橋市ご出身で、高校卒業後に地元の信用金庫に就職、信金に4年半勤めた後、生活雑貨メーカー勤務1年を経て、24歳で服飾雑貨メーカーを設立して独立。その後、メガネ業界に進出して急成長してきました。そして、先ほどご紹介させていただきましたが、現在51歳でいらっしゃいます。去年出演していただいた際に伺った「1割の賛成、9割の反対」というビジネス、そして商品がヒットしているという言葉は、今でも鮮明に覚えているんですけれども、24歳で独立したときや、メガネ業界への進出も反対の声が大きかったわけですよね。
田中社長
そうですね。ビジネスっていうのは、結構変人が多いんですよ。
司会
変人ですか。
田中社長
ええ。どういうことかというと、商売で成功するためには、人と違うことを考え、実行することなんです。みんなが考えつくようなことを考えて実行しているのでは、もう遅いんですよ。
司会
そのときにはもうアイデアになって、世に出ているわけですものね。
田中社長
ええ、ですから人から変わってるなとか、全然違うことをやっぱり意識して考えるっていうことは、実は重要なんですよね。
司会
ちなみに、田中社長もそういう、社長の言葉を借りると変人、変わっているというような感じ……
田中社長
うーん、私自身もかなり変わってますし、私の友人の経営者は、みんな変わっていますよ。
司会
変わっていますか。
田中社長
はい。
司会
でも、そういうところでいろんな新しいものというのが生み出されていくというか、何ですかね。
田中社長
だと思いますね。やっぱりよくビジネスでは「差別化」ということを言われますよね。差別化は、ビジネスだけではなくて、その経営者そのものも差別化されてなければ、差別化されたビジネスも生まれないんですよね。
司会
確かに会社も、そのトップによって変わってくるわけですものね。
田中社長
そのとおりです。
司会
そういった中で、メガネ業界での成功のポイント、あらためて振り返ってみると、何だったとお考えですか。
田中社長
そうですね、これもやはり、人と違うことを考えたというのが、大きな成功ポイントだったと思いますね。昔は、メガネは高級品、高くて当たり前だったんですよ。
司会
そうでしたね。
田中社長
ええ。で、それを価格を安くするというのは、考えられなかったわけです。しかも、大体1週間とか10日、お渡しまで時間がかかりましたけど、それを30分で渡すとかですね。
司会
そうです。まさに、メガネのドライブスルーまで画期的に生み出したわけですものね。
田中社長
そうですね。で、そういった人と違うことを考え、実行し、やっぱりチャレンジをし続ける中で、当たりが出てくるんですよね。
司会
チャレンジし続ける。その中にはもちろん、うまくいかなかったことなどもあります?
田中社長
いや、もちろん失敗、たくさんですよね。だって、成功したことも1割、失敗したことも9割かもしれないです。1:9かもしれないです、それも。
司会
それも1:9の法則ですか。
田中社長
はい。
司会
失敗したときに、萎えていてはいけませんか。
田中社長
そうですね。失敗は成功の母ですから。
司会
やっぱりそういった中で、また新しいものを生み出す、それをもチャンスに変えていくということも大切なんでしょうかね。
田中社長
そうでしょうね。で、大体、振り返ってみると、失敗したことが、実は大きなチャンスなんですよね。
司会
例えばどんなことが今までで思い浮かばれますか。
田中社長
いや、もう、今まで全てがそうなんです。まず起業して、資金繰りに詰まって、これはピンチだと思ったときに、本当にそれまでと違った考え方で、ものづくりをして、乗り切ったり。あるいは、雑貨からメガネにいったときもそうですよね。で、メガネをやって売れたと思ったらまた苦しくなって、さらに再成長するようなときも、全て、一度苦しくなっているんですよ。で、苦しいときに、このままじゃいけないということで、それまでと違ったやり方をして、よみがえっているんです。だから、同じことをずっと継続していると、事業は衰退しちゃうんですよ。
司会
安定を求めては、やっぱりいけないというか……
田中社長
そうなんです。で、逆に調子がいいときに失敗の芽をまいているんですよね。
司会
そういうものなんですね。
田中社長
そういうものだと思います。
司会
さて、そうした取組について、メガネ業界にイノベーション、つまり革新を起こしたと言われるわけなんですが、これ、始めるときから、イノベーションを起こそうと思ってするものですか。
田中社長
メガネ業界に入るときは、そうでしたね。
司会
進出するときには……
田中社長
もうメガネに進出するときには、やっぱり今までのメガネの概念を変えてやろうということでやってきました。
司会
そういうのって、最初からやっぱり高い志でスタートするものなんですか。
田中社長
私が“ビジネス”を始めたときは、大きな志は全くなかったですね。
司会
スタートはどんな感じからだったんですか。
田中社長
スタートは、もう本当に近所の小さい山を目指して、そこに向かって山登りをして、そこに登ってみたら、慢心して、先が見えなくなり、またじゃあ次、赤城山を目指したみたいな、そんな感じでしょうかね。
司会
そうなんですか。最初から高い山を目指すのではなく。
田中社長
じゃなかったですね。
司会
赤城山を目指しました。その後は、またそこで止まってはやっぱりいけない……
田中社長
赤城山を目指して、赤城山の頂上が近くなったときに、また頂上を登り切ってしまうと駄目なんですね。
司会
登る前から……
田中社長
ええ、もう「頂上近づいてきたな」というときに、もう富士山を目指さないと駄目なんです。だから、その目標に近づきそうになったら、さらにその先、その先っていかないと、結構、慢心して、つまずいてしまうことっていうのが多いなっていうのは、経験から言えますね。
司会
現在はどこを目指していらっしゃるんですか。
田中社長
今は、恥ずかしいんですけれども、もう世界最高峰のエベレストっていう感じですかね。
司会
なるほど。世界に向かって今、もう登り続けて、世界ナンバーワンに向かって登り続けているということですね。
田中社長
そうです。
司会
さあ、ますます今後の田中社長の動向なども楽しみですが、ここで1曲、リクエストを頂きまして、皆さんにお届けしたいと思います。田中社長に選んでいただいた曲です。今日はどんな曲をリクエストしてくださいますか。
田中社長
はい、ビージーズの『愛はきらめきの中に』っていう曲が……
司会
これはどんな思い出がある曲ですか。
田中社長
これは、私がもう高校に入ったころですかね、『サタデー・ナイト・フィーバー』っていう映画があって、その映画の中に使われていた曲で、結構いいんですよね。
司会
社長がよく聴いていた曲。
田中社長
はい、割と癒やし系の曲なんですけども。
司会

それではここで1曲お届けします。ビージーズで『愛はきらめきの中に』。

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