信用保証協会とは三つの支援保証利用のご案内コンプライアンス・個人情報情報公開
保証協会へのアクセス制度検索ご相談窓口よくある質問リンク集
群馬県信用保証協会トップページ > チャレンジ・ザ・ドリーム >


平成26年12月4日(第21回)放送【4】

【プログラム】
●トップインタビュー:株式会社おおぎやフーズ 飯塚岩緒社長
●保証協会からのお知らせ 創業チャレンジ資金の利用状況について
●チャレンジ企業紹介コーナー 株式会社正英

チャレンジ企業紹介コーナー

株式会社正英

司会

 「チャレンジ・ザ・ドリーム〜群馬の明日をひらく〜」、後半は新しい挑戦やユニークな取組をしている企業、急成長企業などへの訪問インタビューです。健康や体調管理に関心のある方や、スポーツ選手が興味を持っている器具の一つに、酸素カプセルがあるのではないでしょうか。気圧の高いカプセルの中に入ることで、酸素を体内に取り込みやすくし、疲労回復などの効果が期待されている器具です。今日ご紹介するのは、この酸素カプセルを自社開発し、製造販売している太田市の株式会社正英です。正英の酸素カプセルは、広島のマツダスタジアムにも設置されているそうです。ところでこの正英、もともとは布テープの製造会社としてスタートしたそうで、酸素カプセルはもちろんのことですが、会社の移り変わりも気になるところです。太田市の会社を訪問し、小暮正男社長にお話を伺ってきました。

私は今、太田市茂木町の株式会社正英に来ています。ミシンなど、作業の音が聞こえますね。小暮正男社長にお話を伺っていきます。どうぞよろしくお願いします。

小暮社長

はい、よろしくお願いします。

司会
酸素カプセルは幾つかのメーカーでつくられているそうですが、正英の酸素カプセルの特徴は、小暮社長、どんなところですか。
小暮社長
はい、一番特徴は、東大と寄附講座を設けまして、効果を実証するために研究委託をいたしまして、酸素の研究データを実証しております。
司会
なるほど。東京大学と共同研究をしたわけですか。
小暮社長
はい、そうです。
司会
その共同研究の成果はどうだったんですか。
小暮社長
骨折が通常よりも早く治るという実績が出ました。
司会
さて、今、私の目の前にその酸素カプセルがあるんですけれども、実は私、利用したことがないんですね。ずっと前から気になっていたんですけれども、体験させていただいてもいいでしょうか。
小暮社長
はい、どうぞ。入ってください。
司会
長さが大体2メートルぐらいのカプセルなんですけれども、外観が……、あ、これ、レザーでできているんですね、社長。インテリアとしても、すごく置いておいても、なじめるような、そんな感じですね。これは色はホワイトですが。
小暮社長
色は全部で、一般的に言うと24種類ぐらい、もっと細かく言うと108種類ぐらいはできます。
司会
さあ、それではさっそく中に入ってみようと思うんですけれども、中でも自分で操作ができるようになっているんですね。
小暮社長
はい、そうです。
司会
その、幾つかのスイッチの中に、あ、変わっている、耳抜きというスイッチがありますが、これは社長、何ですか。
小暮社長
気圧が高くなりますから、飛行機に乗っているときの耳が痛くなるのと同じで、このボタンを押しますと、耳の痛みが取れます。そういう装置です。
司会

なるほど。では、さっそく入ってみたいと思います。あ、クッションがふかふかですね、社長。普通にベッドで寝るような感じの感覚ですよね。で、これで、今、カプセルのふたを閉めていただきました。カプセルに入っているので、ちょっと閉塞感があるのかなと思ったんですけれども、ガラスというか、アクリルで見えるようになっていますから、そんなことがないですね。すごく開放感があって、心なしか、すごく空気が澄んでいるような、そんな感じで、すごくリラックスして過ごせます。今、少し気圧を上げていただきました。少し、やっぱり耳が、気圧の関係で、高い山に登ったときのような感じのイメージになっているんです。ここで耳抜きのスイッチを入れるといいんでしょうか。押してみます。……違和感があったんですけれども、だんだんとゆっくり取れてきましたね。これは快適です。すごく静かな空間ですし、開放感が思ったよりもありますので、何だかゆっくりと休めそうな気がします。

 先ほど酸素カプセルを体験させてもらいました。10分弱だったんですけれど、途中で体がぽかぽかと暖かくなってきて、社長も毎日入ってられるんですか。

小暮社長
ええ、私も毎日入っています。
司会
それでそんなにお肌もつやつやで、生き生きとしていらっしゃるんですか。ところで、正英では、酸素カプセルのほかにもいろいろなものをつくっているそうですが、幾つかご紹介いただくと、どのようなものがあります?
小暮社長
まあ、定番として、キャッシュトレーという、お金を払うときに出てくるトレーですけど。
司会
ああ、おつりを入れるお皿ですか。
小暮社長
はい、そうです。それが、シェアで言うと、日本で80〜90%ぐらいですね。それを定番として今でもやっております。それとか、医療器関係ですけど、最近、MRIの部品、それからCTスキャン部品。透析は昔からやっております。それと、健康器具は、おじいちゃん、おばあちゃんがある程度年取ると、椅子に座っていることが難しくてね、それをちゃんと支える椅子、それを形状記憶合金という金属を使いまして、それを利用した椅子をこれから開発して、うまくいけば来年の秋、もしくは再来年ぐらいかかりますかね。それがちょっと面白い椅子になるんじゃないかと思って、私も期待しております。
司会
会社の沿革を拝見しますと、30年前に工業用のバイアステープ、つまり布を縫う作業で使う布製テープですね。そのバイアステープの製造会社として設立したそうですが、その後は、バイアステープからどのように増やしていったんですか。
佐藤さん
たまたまうちのお父さんが縫製業だったもんですから、お父さんといろいろ話し合いながら、縫製業も始めました。次は、たまたまそこに樹脂ですね。で、そのうちに、私は加工業っていうよりも、将来的にやっぱりうちの商品を出したいということで、そこから開発が始まってきたわけです。
司会
その開発の最初の製品というのは何ですか。
佐藤さん
玄関マットですね。玄関マットっていうのは、高くても7,000円とか、1万円いかないと思うんですけど、私、石でつくりましたので。
司会
石でですか。
小暮社長
はい。そのノウハウがあるんですけど。で、約、三越さんが3万円ぐらいで売っていましたかね。それが最初の開発です。
司会
小暮社長、開発をするというのは、それこそゼロからのスタートですから大変だと思うんですけれども、それ以上のやっぱり醍醐味というのがあるんですか。
小暮社長
あります。ものを開発するということは、私、ゴルフとか釣りが好きですけど、それよりも楽しいですね。
司会
どんなところが。
小暮社長

未知の世界がありましてね。できたときの喜びと、それとつくっているときの楽しみっていうんですか。それで、できて、例えばお客さんに納めるときに、喜んでもらう。そのときに、私は人がいいんですかね、お金のことを忘れちゃうんですね。大体そういうことで、いろいろ開発を頼まれて、それが逆に自分の技術力になっております。

司会
では、酸素カプセルをつくろうと考えたのも、そういったことがきっかけでしたか。
小暮社長
はい、そうです。私は約20年前から健康器具の開発を、大体マッサージチェアが多いんですけど、OEM開発をしておりました。その中で、海外で、ベッカムが酸素カプセルに入っていろいろ力をつけているということを聞きました。なおかつ、日本でも売れ始まってるっていうことで、私も7年か8年ぐらい前から開発をし始めまして、やっと5年前ですか、市場に出すことができて、まあまあうまく今、売れ始めております。
司会
たぶん、皆さんもよくご存じのファイテンも、正英の製品だそうですね。
小暮社長
そうです。この近くだと、富士重工さんの陸上部が使っておりまして、かなり高い評価で受け止めてもらっております。
司会
今後の目標もお聞かせください。
小暮社長
今、私の工場は幾つかに分かれておるんですけど、一つの工場にしまして、もう少し開発を進めていければなと思っております。特に介護用品をもうちょっと力入れて、おじいちゃん、おばあちゃんが喜んでもらえるような製品をつくり上げて、市場に出したいと思います。それと、もう一つ、今、正英は自動車関係の売上が約60%、その他売上が40%なんですけど、将来的にはOEM製品を50%、自社製品を50%にするのが目標です。
司会
小暮社長、下請けではなくて、御社は自社製品を持ちたいというお気持ちでやっていらっしゃるということなんですけれども、これはどうしてですか。
小暮社長
はい。自社製品というのは、世の中に出て、いつまででも私の責任です。その責任を負えるものを世の中に出して、ものが動いて、みんなが喜んでくれる。これが私、生きがいだと思って生きておりました。それを基に、今でも開発を進めております。
司会
生み出す上でのご苦労はあっても、生みの親としての喜びが、それ以上に大きいんですね。
小暮社長
はい、そうですね。
司会
今日は太田市の株式会社正英の小暮正男社長にお話を伺いました。ありがとうございました。
小暮社長
ありがとうございました。


エピローグ

 夢への挑戦をテーマに、明日へ向かって走っている人を応援する番組「チャレンジ・ザ・ドリーム」。番組前半は、県内外にラーメン店をチェーン展開している安中市の株式会社おおぎやフーズ、飯塚岩緒社長へのトップインタビュー。そして後半は、健康器具、酸素カプセルを製造販売している太田市の株式会社正英の訪問インタビューをお届けしました。トップインタビューの模様は、ポッドキャスト配信も行っています。FMぐんまホームページの「チャレンジ・ザ・ドリーム」のサイトをご覧ください。
 変わって、催し物のご紹介です。この番組でもご紹介してきた起業家の発掘を目指すイベント、群馬イノベーションアワードの今年のファイナルステージが、あさって6日土曜日の午後3時から、前橋市のヤマダグリーンドーム前橋で開催されます。一次、二次審査を経て選出された高校生から社会人まで、合わせて17組が、ビジネスプランのプレゼンテーションを行い、大賞受賞者が決まります。また会場では、山中千尋トリオのライブ演奏なども行われ、ステージを盛り上げます。入場の事前受付が行われていましたが、当日受付枠も設けられています。興味のある方はぜひ、ヤマダグリーンドーム前橋にお出かけください。入場は無料です。私も司会を担当いたします。
 「チャレンジ・ザ・ドリーム〜群馬の明日をひらく〜」、この番組は「頑張るあなたを応援します!群馬県信用保証協会」の提供でお送りしました。ご案内役は、私、奈良のりえでした。


チャレンジ・ザ・ドリーム目次



群馬県信用保証協会 〒371-0026 群馬県前橋市大手町3-3-1 TEL 027-231-8816