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平成27年3月5日(第24回)放送【1】

【プログラム】
●トップインタビュー:株式会社フレッセイ 植木威行社長
●保証協会からのお知らせ:女性・若者・シニアチャレンジ資金の創設について
●チャレンジ企業紹介コーナー:ステージミント株式会社

プロローグ

司会

 こんにちは。ご案内役の奈良のりえです。大企業トップへのインタビューなどをおよそ1時間にわたって放送しているチャレンジ・ザ・ドリーム。今日のトップインタビューは、株式会社フレッセイの植木威行社長です。群馬県内外に49店舗のスーパーマーケットを展開するフレッセイは、皆さん、ご存じのことと思いますが、実はその歴史は古く、創業は江戸時代の嘉永3年(1850年)ということですから、160年以上の歴史があるんです。変化の激しい流通業界で発展するには、変化への対応や、新しい取り組みへの挑戦などが必要なのだと思います。そうしたお話を植木社長に伺っていきます。また番組後半は、海外勤務の経験もある50代の女性が去年設立した前橋の会社、ステージミント株式会社への訪問インタビューです。

トップインタビュー

株式会社フレッセイ 植木威行社長

司会
県内外にスーパーマーケットを展開する前橋の株式会社フレッセイの植木威行社長に、FMぐんまのスタジオにお越しいただきました。植木社長、今日はどうぞよろしくお願いいたします。
植木社長
よろしくお願いします。
司会
植木社長は40代の前半でいらっしゃいますか。
植木社長
もう半ばの44歳です。
司会
あ、そうですか。今日は紺のストライプのスーツをお召しなんですけれども、すごく貫禄があって、オーラを感じますね。
植木社長
いやいや、そんな、貫禄なんてほどのものじゃないんです。
司会
その雰囲気はどこからにじみ出てくるのか、そのあたり、お人柄もたっぷりと今日は伺っていければと思います。
植木社長
ありがとうございます。

江戸時代から続くフレッセイの歴史

司会
フレッセイは、お店の歴史をさかのぼりますと、始まりが江戸時代になるそうですね。
植木社長
実は当社の一番古い出納帳は、1851年のものが発見されておりまして、そのころはもう商売を始めていたわけですが、当然1年ぐらい前には開業はしていたんだろうということで、今、社内的には1850年というのを開業の年と定めているんですが、お客さまに対して長く貢献できているということは、私たちの誇りになっているなというふうに感じています。
司会
スタート時というのは、何か文献とかを見ると、何屋さんだったとかいうのがあるんですか。例えば野菜を売っていたとか。
植木社長
ええ、もともと海産物の卸売業から始まって、そこから小売りのほうも始めたというふうに書かれています。
司会
ああ、お魚ですね。
植木社長
そうですね。当社のやっぱり出身部門というのは魚屋なので、今でもやっぱり魚部門に対するこだわりっていうのは強いものを持っています。
司会
では、私たちが知っているスーパーマーケットになったのは、いつぐらいになりますか。
植木社長
アメリカからセルフサービスの方式っていうのが日本にも入ってきた時期でして、業務を転換してスーパーマーケット業を開業したのが、昭和33年ですね。
司会
それがフレッセイの前身になる松清になるわけですか。
植木社長
そうですね、はい、松清本店です。
司会
ちなみにこの松清本店というのは、前橋市のどこにあったんですか。
植木社長
中央通りの中の一角にありまして、今はもうお店はないんですけれども、そこで1店舗から始めました。早死にしたので会ったことないんですが、祖父が開業をしました。
司会
おじいさまがですか。
植木社長
ええ。
司会
その後、お父さまが社長を務められていたわけですけれども、子どものころから会社を継ぐというような思いってありました?
植木社長
社長業というのを意識し始めたころっていつなのかなって思い起こしてみると、小学校の卒業文集で、将来の夢っていうテーマで私が書いた言葉っていうのが、松清の社長になるっていうことで、たぶん初めて外に向けて意思表示をしたのがこのときでしたね。
司会
そうだったんですね。
植木社長
ええ。父を見ていましたから、そうなりたいっていう気持ちはやっぱり強く持っていました。
司会
さて、大学卒業後、一度別の会社にご勤務をされてから、フレッセイに入社したそうですね。
植木社長
はい。
司会
これはどうしてですか。
植木社長
就職活動するときに、将来父と一緒に仕事をしたいっていうふうに思っていましたので、父と相談して、そのころ、中小のスーパーマーケットが集まってグループをつくって、全国組織になっていたCGCグループっていうのがあったんですね。そこで、プライベートブランドって、今ではプライベートブランドの商品って、もうたくさんありますけれども、当時はそんなになくって、商品開発って本当に楽しそうだなっていうのもあったし、スーパーマーケットじゃなくて、業界を俯瞰的に見渡せるような立場のほうが将来いいのかなっていうのもあったんで、東京の新宿にある、CGCジャパンという会社に4年半ぐらい勤めさせていただきました。で、その在籍の後半の部分では、具体的に商品開発の部署に配属をさせてもらって、今でも、数品ですけど、私が手掛けた商品も残って、うちでも売っているんですね。
司会
そうなんですか。思い出の商品ですね。
植木社長
ええ。

フレッセイに入社

司会
そして、フレッセイに1998年に入社されたそうですが、このころのスーパーマーケットを取り巻く環境は、どんな様子だったのでしょうか。
植木社長
大手さんが非常に業績を伸ばされて、価格を安くっていうような、そういう流れっていうのが非常に強かった時期でして、やっぱり県内でもそういう価格に対してのお客さまの要望っていうのが非常に強い時期でした。そういう中で、当社ってどういう立ち位置でこれから商売していくのかっていうことを、入社したころから考えるようになって、我々の役割って何なのかなって考えたときに、出した結論っていうのは、食生活を豊かにする商品を提供するんだ、やっぱりそこだよねっていうことを確認した、そんな時期だったですね。
司会
今、お話を聞いていますと、確かに社会全体が低価格化に向かっているときに、極端な話、逆の方向を見たというのは、このあたりに怖さとかいろんなご意見は、社内にありませんでしたか。
植木社長
もちろん、普段お客さまが買われる一般的な必需品、生活必需品と言われる商品というのは、お客さまが求めているのはやっぱり安さですから、高級店になろうとかっていうことではなくって、安く商品を提供できる仕組みというものをつくりながら、一方で、本来当社が担うべき優良商品というものをしっかりと開発をしていこうということに軸足を置いていったという、そんな感じでしょうかね。
司会
そして、いつもお客さまの目線に立ってという意味では、どんなものをお客さまが欲しているのかなあなんていうのも、ずいぶんマーケティングもなさったような時期のようですね。
植木社長
そうですね。まあマーケティングというほどでもないんですけれども、やっぱりもっともっとお客さまを知らなきゃいけないなと感じていました。もう少し前なんですけれども、1990年代半ばぐらいにアメリカの視察研修をしまして、そのときにアメリカでポイントカードの仕組みを見てきました。ポイントカードでお客さまの購買履歴を分析して、よりそのお客さまに合った商品とかサービスを提供するっていうような、そういう考え方っていうのが、当時アメリカでは生まれてきた時期でした。それを私も勉強させてもらって、「ああ、こういう仕組みがあるんだな」っていうことを知って、その後、当社もこのポイントカードをやろうと始めたサービスなんですね。やっぱり、特に女性の方って、ポイントをためるの、好きなんですね。
司会
はい、楽しみです(笑)。
植木社長
で、ためる楽しさっていうのも相乗効果があって。我々にとっては、お客さんの買い物の動向だとか、嗜好性だとか、買い物特性だとかっていうことを知ることができるっていう、お互いにいい仕組みだなっていうのを感じています。これを今までずっと続けてきましたが、これからもそのデータを活用し、よりお客さまが求めているものを提供できるような仕組みに磨きをかけていきたいなっていうふうに思っています。
司会
本当にそのポイントカードも含めて、さまざまな「お客さまのために」という思い、熱い思いを込めて入社なさったわけですね。
植木社長
もちろんです(笑)。
司会
はい(笑)。そのころのことって、何か印象に残っていることとか、思い出などありますか。
植木社長
本部でバイヤーをやったり、商品部という、商品を仕入れる部署のところが長かったですかね。
司会
そこから何か見えてきたものとかというのがありますか。
植木社長
そうですね、やっぱり当社って、商品力を磨いて、それをお客さまに提供するっていう非常に意識が高い会社でしたから、その要の部署で業務をさせてもらってという中では、非常に勉強になりましたし、これからのいろんなことを考えていく上で大変いい経験をしたなあと思います。
司会
そうしたさまざまな経験を経て、2009年に社長に就任されたわけですが、社長になってのお話を、この後もたっぷりと伺いたいと思います。さて、その前に、ここで1曲、お届けしたいと思います。植木社長は音楽に大変お詳しいというか、お好きで、選曲に2週間ぐらいかけていただきました(笑)。
植木社長
そうなんです、もうね(笑)。
司会
すみません。ちょっと少なかったですねえ、曲の数が。
植木社長
そう、2曲に絞るのは大変でした、本当に。
司会
ごめんなさい。
植木社長
でも、結果的には、懐かしい曲を選びました。
司会
懐かしいというと、いつごろ聞いていた曲ですか。
植木社長
中学生のときですね。
司会

はい、それでは、私のほうからご紹介いたします。アースシェイカーで『シャイニー・デイ』。

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